もっと気軽にレコードを持ち歩きたい。シンプルでしなやか、なおかつタフなレコードバッグで。でもなかなかそんなバッグは見つからない。そこでALL DAY MUSICの理想をCRANK TOKYOと形にしました。

We got a brand new bag

レコードバッグ特有のゴツさを極力なくし”シンプルでタフ”な使いやすさを形にしました。ブラックのキャンバスとスエードの組み合わせは使い込むと違う表情を魅せてくれます。ストラップには37mmシートベルトを使用。内側はレッドのターポリンで覆われていて、バッグが少々ぬれてもレコードをしっかり守ります。側面(3面)にポケットが付いていて、レコードアダプターなどのアクセサリーを収納可能。

Knockin' On Craftsman's Door | CRANK TOKYO

レコードバッグを作りたいと考えたとき、タフさと軽快さを兼ねそろえたCRANKのバッグが理想だった。ALL DAY MUSICのメンバーも普段から使っているCRANKのメッセンジャーバッグ。シンプルなデザインで、キャンバスが使うほどにいい表情になっていく。なによりもバッグの出す存在感が何とも言えずカッコいい。バッグ自体に自信が満ちていて、使っている自分の気持ちをあげてくれる。そんな絶対に間違いないモノが出来るという気持ちで、CRANK TOKYOのドアをノックしたのだった。

プロのメッセンジャーが3年使用したというバッグを見せてくれた。ぼろぼろになったベルトストラップの交換修理を依頼されていたものだ。ベルトストラップなどのパーツの劣化は交換すればいい。それより底面や縁の縫合された部分がタフなのが誇らしい。CRANKのBAGのタフの秘訣を聞くと「壊れる部分を知っていること」と教えてくれた。

Mr.HOLLY as CRANK TOKYO

「国産のメッセンジャーバッグのブランドが無かったから作った」。メッセンジャーとして働きながら、2006年にプロフェッショナル仕様のメッセンジャーバッグ "SLASH"を発売。以降、キャンバスを中心としたファブリックを軸に様々なプロダクトを作り出す。厳しい状況に耐えうるメッセンジャーバッグを作り出してきたノウハウとアイデアを、新しいプロダクトに落とし込んでいる。「タフなのは当然」で、使い込めば「ボロくはなるけど壊れない」という。 その気持ちのいい明快な物言いは、CRANKのバッグの様にシンプルでタフ。すべての工程を手掛けるその姿には迷いがなく、単なる生地がいつの間にか凛々しいバッグになっていく。僕たちが初めに見せた漠然としたスケッチを何がイケてて何がダサいか、瞬時に判断し細部まで叩き上げてくれた。

ALL DAY MUSIC